実際に購入したのはしばらく前なんですが、色々な機材を順次導入していったのと構成を試行錯誤していてやっと安定したので、これから記事にしていきたいと思います。
まずはメインのヘッドホン&ヘッドホンアンプから。
以前から使用しているSTAXですが、最上位機種ペアです。
• イヤースピーカー(ヘッドホン):SR-007A
• ドライバーユニット(ヘッドホンアンプ):SRM-007tA
夜に帰宅してからスピーカーで音楽をじっくり聴ける環境がないため、オーディオ環境を完全にヘッドホン前提に切り替える事にしました(オープンエアのヘッドホンだとダダ漏れですが、まあ自分一人の部屋で聴いている分には問題になる音量にはなりません)。二度とこんなチャンスは無いのでメンテしながら長持ちさせる事を前提に極力いい機材を選ぶことにしました。
そもそもはAKIBAヨドバシの高級ヘッドホン試聴コーナーにふと入り込んでしまったのがきっかけだったりします。まじめにSR-007Aを聴いてみて、SRS-3030とのあまりの違いに心底びっくりしました。
その後、システム変更を決断してから現状入手可能なヘッドホンではハイエンドに相当する機種を一通り試聴してみました。
候補は
• STAX SR-007A
• ゼンハイザー HD800
• ULTRASONE Edition8
ポータブルでiPhoneと組み合わせても使えるという事でEdition8に興味があったんですが、実際に3つを交互に較べてみると、どれもすばらしい音ですがやっぱりそれぞれ違う音がする。そして、やっぱりSTAX耳になってしまったのかSR-007Aのサウンドが一番好みでした。
アンプについては推奨ドライバーユニットのSRM-007tAかSRM-727Aとなりますが、真空管アンプに興味があったのでSRM-007tAにしました。真空管の定期交換は必要になりますが、逆にメンテし続ければ長持ちしそうですしね。
ヘッドホンスタンドはSTAX純正のHPS-2も持っていますがSR-303等SR-Λ系列向け設計のため幅が広すぎ、SR-007Aではイヤーパッド下端がつぶれてしまうためAudio-TechnicaのAT-HPS500にしました。部屋にベッドがある為に埃が多く、必須のプロテクションザック(ダストカバーですね)CPC-1はこのスタンドでもそのまま使用できます。
SR-007Aはとても大きな天然革のイヤーパッドがついていますが、長時間つけっぱなしで問題が無いどころか、どんどん馴染んでいきます。それにしてもSRS-3030とは比較にならないほどの出来で、とても広大な音場と分離、きれいな高音をベースとして、弦楽器や女声はもちろんの事ジャンルを問わず、ダイナミック型ともまた異なる十分な低音すら聴かせてくれます。そして、録音の優秀な音源を引き当てるとヘッドホンで音楽を聴いている事を一瞬忘れてしまうすばらしいサウンドが響きます。さすがハイエンド。環境(部屋)も含め、これをスピーカーでやろうと思ったらかなり大変なことになるのは間違いないでしょう。
しかし、後述するDACや電源、ケーブル類と合わせて、いくら新品中古取り混ぜてとは言え一体いくらつぎ込んだのやら…ええ、怖くて計算していません。でも、出てくる音は本当に桁違いでそれだけの価値はありました。もう戻れません…。
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