既存OSを必要としないハイパーバイザー型の仮想環境の代表例、VMware ESXiを動かしました。(VMware ServerやVMware Fusionは使用経験有り)
昨年夏に無償公開されてからずっと試したかったんですが、動かすハードも環境構築する時間も中々確保できず…。PCパーツも買い足したり何台もあるマシンからあっちこっちやりくりして集約し、やっと実用にできるだけの環境ができました。
□ Hardware
サーバー:NEC Express 5800 110Gd
CPU:Intel Core2Quad Q6600 (定格動作)
メモリ:8GB (non ECC)
NIC:オンボード
RAIDカード:DELL PERC 5/i バッテリーバックアップ付
HDD:Western Digital WD10EACS (1TB) x 3 / RAID5 2TB
HITACHI HDP725050GLA360 (500GB) x 3 / RAID5 1TB ※予定
□ Software
VMware ESXi Update4 を2GBのUSBメモリにインストールして起動(実際は1GBあればいいみたいですね)
SSH有効にした上で、CUIから指定すれば最初は小さく、最大値制限できる可変長HDDイメージを作れるしメモリも比較的自由に割り当てできるので、まじめにリソース配分を考えなくていいのはとっても楽!
□ ゲストOS
とりあえず入れたのは以下の三つ。
・FreeNAS
既存ファイルサーバーを統合するために手っ取り早くFreeNASを入れてみた...が、読み書きの速度が安定せず転送速度自体も遅いのとsambaのアクセス制限が弱いため実用にはしない方向で。vmware-toolsを入れてないからだと思われます。
・Ubuntu Server 9.0.4 JeOS
仮想アプライアンス向けのコンパクトなOSの総称「JeOS(Just enough Operating System:ジュース)」というモードでUbuntuも組み込みます。それおぃしぃ?!
なぜかx86_64版が動かないので、x86版をインストール。確かにほとんど何も入ってない最小インストールだからどんどん追加しないといけないけど、逆に必要なものだけ全部指定すればいいからある程度分かってるなら楽かも?
既存rep2exサーバーのデータを移行して、無事稼働確認。あとで最新版に更新しないとね。
・CentOS 5.3 x86_64版
FreeNASがイマイチかもしれないので、使い慣れたCentOSでもファイルサーバーを構築してみました。netatalkは開発版をsrc.rpmからインストール。こちらはvmware-toolsもインストールしてゲストOSのNICを拡張vmxnetに指定変更したところ、安定して自分としては実用的な速度がでることがわかりました。とりあえず、こちらでファイルサーバーも仮想化しましょう。
ということで、実サーバー1台二役分はとりあえず仮想化できました。結構楽しー♪
あとはふるーいLinuxサーバーをP2Vして収容するか、なんとか造り直すか…。
TechNet Plus Directにも入っているので、Windows Home ServerとかWindows 7 RCあたりは評価してみたいと思います。Exchange Serverやったら色々遊べるかな?Active Directoryも基礎は勉強したいし
最近のコメント