先日「802.11n対応も欲しいので10.5が出たらMacBookに買い替えようか」とか言ってましたが、Core Duo MacBook ProにデスクトップのMac Pro用の無線LANカードを挿せば『一応』802.11n対応にすることができるという話があったので、チャレンジしてみることにしました。持ち歩きにはLOOX Pを使っていますし、WebとMail,写真等しか使ってないので筐体サイズとか処理速度は特に不満がありませんから本体はもう一年くらい持たせようかな。
(Buffaloの無線LANブリッジ+増設アンテナを使っていたんですが、認識しなくなったり接続が安定しないという困った問題が起きていて、アクセスポイント買い替えたいと思っていたのも影響あるんですが)
旧MacBook Proを最新の802.11n仕様に改造
Upgrading the MacBook Pro Core Duo to 802.11n Wireless Connectivity(Using Mac Pro Airport Extreme card)
Mac Pro 用AirPort Extreme カード 802.11.n 対応 ¥12,800
要バラシ、サポート不可、法律上の問題等々リスクはいくらでもありますから、他人にはお勧めできません。完全にヒトバシラー向けです。それと、MacPro/MacBookProのアンテナは2本、現行製品のアンテナは3本ということなので、新型に比べると転送速度や接続の安定性に制限があると思います。
とりあえず上記のVintage Computerにて限定入荷の商品をゲット。ロスから送ってくるので数日掛りました(あ、もう値下げしてるよ...)。USでは$50くらいらしいんですが、日本で入手するとほぼ3倍...高けぇ。このハックが見つかったせいで向こうでも入手困難らしいですけどね。
AirMac Extreme Base Stationはポイントで買おうと思ったら、ビックも淀もまったく在庫がない。でも、いつものことながらAppleStoreには豊富に在庫がある…。仕方ないから銀座で買いました(苦笑)
AME BSと11gで接続してNAS(玄箱HG)上にある173MBのファイルを転送したら1分15秒でした。2.3MB/secになります。Gigabit Ethernetのハブ経由有線接続では13秒。13MB/sec。NASはシングルHDDでネットワークのチューニングもしてないので頭打ちもあるでしょうし絶対値は参考にならないと思います。
さて、ではカード換装してみましょう。
参考サイトは毎度のiFixIt。MacBookPro(1.83-2.16GHz CoreDuo)のInstalling Upper Caseがオススメ。
上の方のリンクにでていてる分解例は17インチのものらしくカードの留め方やアンテナ線の取り回しは違ってはいますが、本体ばらせる人なら見ればわかりますから多少の違いは問題ないと思われます。
AME BSに付属のCDで802.11n Enablerもインストールします。ネットワークユーティリティを立ち上げれば11nが認識されているかも判断が可能です。リンク速度は130Mbpsでした。
同じ条件で速度測定してみると…21秒、8.2MB/secです。3.6倍か。結構速くなりました。
組み上げてアクセスポイントが認識できない場合、アクセスポイント側で無線LANのチャンネルを手動で変更してみましょう。USと日本で使えるチャンネルが違うので電波を捕まえられない場合があるようです。(相当悩みました..orz)
Base StationにUSBのHDDをつなぐと共有できるようなので、これもあとで試してみます。
Apple TVのバラし記事を見る限り、入っている無線LANカードも同型の11nのものらしいので、AppleTVを有線でつなぐ人や11gでも問題なさそうな人はカードを入れ替えちゃうという手をとれるかもしれませんね。私はMacBook Proを直接TVにつないでしまっているのでAppleTVに手を出すのはやめました(発表時に予約してましたけど)
おやくそく「なにがおきてもせきにんはとりません。」
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